【Episode 18】無借金の生活を続けるために意識していること
【要約】この記事でわかること
📝この記事の要点
無借金の生活を迎えたあと、
一番意識しているのは
「元に戻らないために、どう考えるか」という点です。
特別な節約術よりも、
日常の中での考え方や距離感が、
無借金を続ける鍵になっていました。
弁護士に相談する前の私の状況
まず、私が弁護士に相談する前の状況を整理します。
- クレジットカード・カードローン残高:約9,165,845円
- 借入先:クレジットカード会社・銀行ローンカード等【合計11社】
- 職業:会社員
- 家族構成:独身
- 住宅:持ち家なし(車もなし)
- 相談先:弁護士
- 結論:月額約50,921円×36か月で完済(私の実際の弁済表をコチラからご確認いただけます)
※ この条件だからこの結果になった、という側面があります。同じ状況が他の人にも当てはまるとは限りません。

「また借りてしまうのでは」という不安は残っていた
無借金になってから、不安はありませんでしたか?

正直、ありました。
「この生活を、本当に続けられるのか」
「生活費が足りなくなったらどうしよう」
そんな不安です。
一見、無借金=完全な安心に見える。
でも実際は、
スタートしたばかりの状態
だと感じていました。

完璧な家計を目指さなかった
無借金を続けるうえで、意識したことは?

完璧な家計を作らないことです。
細かく管理しすぎると、
疲れてしまうと分かっていました。

✍️ポイント
「崩れない」ことを最優先にしました。多少のブレは、許容する前提です。
お金を借りることができない現実との向き合いかた
お金を借りられない状況について、どう向き合っていましたか?

個人再生後は金融ブラックの状態なので、現実として、簡単にお金を借りることはできません。
しかし、「借りられない=二度と借金の問題が起きない」ではないです。
たとえば、
・家族や知人から借りる
・後払い、分割払いに頼る
・支払いを先延ばしにする
こういう形で、生活がまた崩れることはあり得ます。
そこで、たとえ今は借りられなくても、
「もし借りられる状況だったら、それでもこの選択をしないか」
「借りるとしたら、生活はどう崩れていくのか」
を、自問自答するようにしました。
このように、
自分の判断として“借りない理由”を持つこと。
それが、無借金の生活を続けるうえで
大切にしている向き合いかたです。

お金から距離を取りすぎない
お金との距離感は、どう意識していますか?

遠ざけすぎないことです。
見ない、触れない、考えない、
という状態は、以前の失敗につながっていました。

📝補足
定期的に現状を見ることで、不安が膨らむ前に気づけるようになりました。
「何かあったら相談する」を前提にした
一人で抱え込まない工夫はありますか?

「困ったら相談する」を
あらかじめ前提にしています。
以前は、
限界まで一人で抱え込んでいました。
でも今は、
早めに人の力を借りる
ことを、選択肢として持っています。

📝補足
「困ったら相談する」を具体化するために、相談先を決めていました。家計が回らない・生活が苦しいときは自治体の相談窓口へ。再生計画の返済や手続きが絡む不安は、弁護士・司法書士や法テラスへ。契約や後払いなどのトラブルは消費生活センター(188)も頼れます。
無借金を「守るもの」にしなかった
無借金であることを、どう捉えていますか?

目標というより、日々の暮らしが整っている「状態」だと思っています。
たとえば、毎月の生活費がだいたい見えていて、支払いの予定に追われず、足りない分を“借りる”ことで埋めなくて済んでいる。そういう状態です。
「無借金を守らなきゃ」と力を入れすぎると、節約や我慢が目的になって、息が詰まってしまう。
すると逆に、反動で崩れやすくなると感じました。
だから私は、無借金そのものを守るというより、
無理なく回る生活の仕組みを整えることに意識を向けています。
たとえば、支払いを自動化して遅れを防ぐ、生活費は週単位で管理する、想定外の出費に備えて小さな予備費を置く(「余ったら貯金」は崩れやすい)――こうした仕組みがあることで、気合いで節約しなくても、崩れにくい回し方ができるようになりました。
それが続けば、結果として無借金も自然に続く。
そんな捉え方です。

この段階での結論
この記事の結論をお願いします。

無借金を続けるために必要だったのは、
我慢や気合ではなく、考え方と仕組みだった。
それが、今の正直な答えです。

無借金を目指している方へ
📝行動のヒント
無借金を続けるために、
いきなり完璧を目指す必要はありません。
「崩れにくい形」を作ること。
それだけで、状態はかなり安定します。
次に書いていくことについて
次の記事では、
無借金の生活を続ける中で
「もしまた苦しくなったら、どう考えるか」
という視点から、
再発防止についてもう一歩踏み込みます。
実録・私の小規模個人再生手続の記録(東京地方裁判所)

※本記事は筆者個人の体験に基づいています。最終的な判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家へご相談ください。

