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個人再生体験談
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【Episode 21】個人再生という選択を今どう受け止めているか

個人再生という選択を今どう受け止めているか
subj.ty@gmail.com
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本記事は、筆者個人の体験談をもとにしたものであり、特定の手続きを推奨・保証するものではありません。

債務整理(個人再生・自己破産・任意整理など)の可否や結果は、収入状況、債務内容、資産、家族構成、裁判所の運用等により異なります。

正確な判断および具体的な手続きについては、弁護士・司法書士などの専門家へ必ず直接ご相談ください。

【要約】この記事でわかること

📝この記事の要点
個人再生をして時間が経っても、
「やってよかった/よくなかった」で割り切れない理由があります。
この記事では、生活の数字・日常の変化・信用や契約の不便さまで含めて、今の立場から正直に整理します。

弁護士に相談する前の私の状況

まず、私が弁護士に相談する前の状況を整理します。

  • クレジットカード・カードローン残高:約9,165,845円
  • 借入先:クレジットカード会社・銀行ローンカード等【合計11社】
  • 職業:会社員
  • 家族構成:独身
  • 住宅:持ち家なし(車もなし)
  • 相談先:弁護士
  • 結論:月額約50,921円×36か月で完済(私の実際の弁済表をコチラからご確認いただけます)

※ この条件だからこの結果になった、という側面があります。同じ状況が他の人にも当てはまるとは限りません。

体験者(私)
体験者(私)

「やってよかったか?」と聞かれると、少し言葉に詰まる

個人再生を経験した今、
「やってよかったですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

インタビュアー
インタビュアー

結論から言うと、即答できません。
「はい/いいえ」のどちらでもない感覚が残っています。

たしかに、生活が楽になった面はあります。
でも同時に、不便になったこともある。
その両方を抱えたまま生きているので、簡単に白黒つけられないんです。

体験者(私)
体験者(私)

今、後悔はあるか

後悔はありますか?

インタビュアー
インタビュアー

結論から言うと、あります。
「もっと早く手を打てなかったのか」と、今でも思うことがあります。

後悔が顔を出すのは、だいたい生活の具体的な場面です。
たとえば、何かの申込みや更新が必要になったとき。
「次はどう動けばいい?」と考える瞬間に、過去の選択がチラッと浮かびます。

体験者(私)
体験者(私)

✍️ポイント
後悔がある=失敗ではないと思っています。
後悔は「本気で生活を守りたかった」気持ちの裏返しでもありました。

それでも、選択自体はどう感じているか

それでも、選択自体はどう感じていますか?

インタビュアー
インタビュアー

結論から言うと、「生き続けるために必要だった」と思っています。
選ばなかった場合を想像すると、今の生活はなかったと感じます。

当時の私は、支払い日が近づくほど生活がカツカツになっていました。
スーパーでカゴに入れながら暗算して、レジ前で戻す。
休日も回復じゃなくて延命みたいで、外に出ても気が休まらない。
家にいても、頭の中は返済のことでいっぱいでした。

個人再生は理想の選択ではなかったかもしれない。
でも、現実的に生き続けるための選択ではありました。

体験者(私)
体験者(私)

具体的に、生活はどう変わったか

「生活が変わった」と言うと、具体的にはどんな変化ですか?
数字で言うと分かりやすいかもしれません。

インタビュアー
インタビュアー

結論から言うと、家計が「その場しのぎ」から「枠(ルール)」に変わりました。
前は足りない分をカードで埋めていましたが、それが止まったのが大きいです。

当時は、食費を「月いくら」と決めないまま過ぎていき、足りなくなったらカードで補う。
外食も「月に何回」と決めず、疲れたら増える。
だから、翌月の引き落としが近づくほど不安が強くなる、を繰り返していました。

立て直すとき、私は目安として“枠”を作りました。
食費(+日用品)は月6万円台まで、外食は月2回まで、娯楽は月5,000〜10,000円の範囲。
もちろん、これは誰にでも当てはまる正解ではありません。
ただ私には、「これ以上ズレないための柵」になりました。

体験者(私)
体験者(私)

日常の動き方の変化

日常の動き方も変わりましたか?

インタビュアー
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結論から言うと、生活のブレが減りました。
大きな出来事ではなく、小さな調整が積み重なった感じです。

買い物は「気分」より「計画」になりました。
週に何回スーパーへ行くかを先に決めて、買う物もざっくり決める。
コンビニは“ご褒美”より“緊急時”に寄せる。
たったそれだけでも、月末のヒヤヒヤが減っていきました。

「予想外が起きても壊れない」感覚が増えたことが、心の負担を軽くしました。

体験者(私)
体験者(私)

信用・契約面の現実的な不便さ

不便になったこともあると言っていましたよね。
信用や契約面で、具体的にはどんな場面ですか?

インタビュアー
インタビュアー

結論から言うと、“選べるはずの選択肢”が、いつでも選べるわけではない場面が出ます。

たとえばスマホの買い替え。
以前なら分割で当たり前に進めていたのに、分割の審査が気になって最初から一括を選ぶ。
引っ越しするにしても、「審査がある行動」を避けたくなる瞬間があります。
家電の買い替えなど“分割が前提になりがち”な買い物でも、同じような感覚になりました。

ただ、ここも誤解してほしくないのは、
不便さがあるからといって人生が止まるわけではないということです。
私は、現金で対応できる範囲を増やす方向に寄せたり、
「分割に頼らない買い方」に切り替えたりして、少しずつ整えていきました。

体験者(私)
体験者(私)

個人再生を他人にも勧めるか

他人にも個人再生を勧めますか?

インタビュアー
インタビュアー

結論から言うと、一律には勧めません。
状況も価値観も人それぞれだからです。

ただ、「選択肢として知っておいてほしい」とは思います。
知らないまま苦しむより、知った上で悩む方が、ずっと健全だと感じています。

私自身、あの頃は「相談するなら完璧に整理してから」と思っていました。
借金の総額、支払い日、収入、支出。
全部揃えて結論まで出してから行こうとしていた。
でも無理でした。苦しい時ほど、整理なんてできません。

今なら言えます。
分からないままでも、相談はできた。
むしろ、分からないから相談するんですよね。

体験者(私)
体験者(私)

今の自分にとって個人再生とは?

今のあなたにとって、個人再生とは何ですか?

インタビュアー
インタビュアー

結論から言うと、「歪んでしまった生活を調整する出来事」でした。
リセットでも救済でもなく、現実を続けるための調整です。

生活って、正しいかどうかより、続くかどうかが先に来ることがあります。
私の場合は、その“続かなさ”が限界に来ていた。
だから調整が必要でした。

体験者(私)
体験者(私)

すべてが解決したわけではない?

個人再生をすれば、悩みが消えるわけではない?

インタビュアー
インタビュアー

結論から言うと、悩みは消えません。
ただ、壊れ方は変えられました。

お金との付き合い方、自分の弱さ、生活の選び方。
それらは、その後も向き合い続ける必要がありました。
不安は今でもあります。

でも、以前みたいに「壊れるまで放置する」壊れ方ではなくなった。
整え直す手段を知った。
そこが、私にとっては大きかったです。

体験者(私)
体験者(私)

この段階での結論

この記事の結論をお願いします。

インタビュアー
インタビュアー

結論は1つです。
個人再生という選択は、正解でも失敗でもなく、人生を続けるための調整だった。
それが、今の正直な受け止め方です。

体験者(私)
体験者(私)

個人再生を検討している方へ

📝行動のヒント
判断は急がなくていい。
まずは、知ること・話すことからで大丈夫でした。

次に書いていくことについて

次の記事では、このシリーズを通して見えてきた
「個人再生で本当に変わったもの/変わらなかったもの」
を整理します。

制度の外側にある、生活と感情の変化を一覧的にまとめる回になります。

実録・私の小規模個人再生手続の記録(東京地方裁判所)

【実録】私の個人再生の手続き

※本記事は筆者個人の体験に基づいています。最終的な判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家へご相談ください。

ABOUT ME
やまだ・ただし
やまだ・ただし
会社員
過去に多重債務の状態に陥り、悩み抜いた末に「個人再生」を選択しました。私自身、専門知識がない中で数多くの情報に振り回され、遠回りもしました。だからこそ「同じ立場の人が、少しでも早く整理された判断ができる」ことを目的に、専門家の立場ではなく、実際に制度を経験した当事者としての視点から、どんなことで悩んだのか、何が不安だったのか、何が想像と違ったのか、そして再出発までの過程を記録しています。
※当サイトの運営者は、法曹資格を持たない一般の会社員です。当サイトは、体験談を通じて判断材料を増やすこと(体験談・情報提供)を目的としています。制度の判断や手続きについては、必ず弁護士・司法書士などの専門家へ相談してください。
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