【Episode 09】再生手続開始決定|「やっと前に進んだ」と感じた日
【要約】この記事でわかること
📝この記事の要点
履行テストの期間を終えたあと、「再生手続開始決定」という言葉を聞きました。
正直、劇的な出来事ではありませんでしたが、
これまでの時間が無駄ではなかったと初めて実感できた瞬間
でもありました。
この記事では、そのときの正直な気持ちと、そして次に控えていた「官報掲載」への不安について書いています。
弁護士に相談する前の私の状況
まず、私が弁護士に相談する前の状況を整理します。
- クレジットカード・カードローン残高:約9,165,845円
- 借入先:クレジットカード会社・銀行ローンカード等【合計11社】
- 職業:会社員
- 家族構成:独身
- 住宅:持ち家なし(車もなし)
- 相談先:弁護士
- 結論:月額約50,921円×36か月で完済(私の実際の弁済表をコチラからご確認いただけます)
※ この条件だからこの結果になった、という側面があります。同じ状況が他の人にも当てはまるとは限りません。

私の「再生手続開始決定通知書」(実物)

「再生手続開始決定」と聞いても、すぐには実感がなかった
再生手続開始決定が出たと聞いたとき、どう感じましたか?

正直に言うと、最初はピンときませんでした。
言葉が少し難しく、
「つまり、どういう状態なんだろう?」
というのが本音です。
一見、とても重要そうな決定に見える。
でも感情としては、
静かで、少し拍子抜けした感覚
でした。

「ダメじゃなかったんだ」と思えた瞬間
それでも、何か変化はありましたか?

ありました。
少し時間が経ってから、じわじわと来たんです。
「これまでやってきたことは、否定されなかったんだ」
「ちゃんと前に進んでいたんだ」
そう思えた瞬間がありました。

✍️ポイント
再生手続開始決定は、「成功」ではなく
「スタートラインに立てた確認」
だったと感じています。
生活が急に変わるわけではなかった
開始決定が出て、生活は変わりましたか?

いいえ、ほとんど変わりませんでした。
履行テストのときと同じように、毎日を淡々と過ごしていました。
一見、何も変わっていないように見える。
でも心の奥では、
「もう止まってはいない」
という感覚が、少しずつ芽生えていました。

「ここまで来た」という感覚の重み
振り返ってみて、この決定はどんな意味がありましたか?

弁護士に相談するのが怖かった時期、
裁判所という言葉に身構えた日、
履行テストで不安になった夜。
それらを全部通って、
ここまで来た
という事実は、想像以上に重みがありました。
ここまで振り返ってみて思うのは、
ここまで来られた人に、
特別な強さや覚悟があったわけではない、ということです。
共通していたのは、
「完璧な判断をしようとせず、その都度できる一歩だけを選んだ」
それだけだったように感じます。

安心しすぎないことも、大事だと思った
気持ちが楽になりすぎることはありませんでしたか?

ありました。でも、あえて自分に言い聞かせました。
「まだ途中だ」と。
安心と同時に、
現実を見る視点も大切だと感じました。

⚠️注意点
再生手続開始決定は、すべてが終わった合図ではありません。
ここから、さらに手続きは続きます。
この段階での結論
この記事の結論をお願いします。

「生活は立て直せるかもしれない」という感覚です。
完璧じゃなくてもいい。
無理をしなければ、続けられる。
それを、体で理解できた期間でした。

この段階での結論
結論を一言でまとめると?

再生手続開始決定は、
派手ではないけれど、確かに前に進んだ証
でした。

次に待っていたのは「官報掲載」でした
再生手続開始決定のあと、
次に聞いたのが「官報に掲載されます」という言葉でした。
正直、この言葉には、
それまでとは少し質の違う不安を感じました。
「官報って、誰が見るのだろう」
「知り合いに知られるのではないか」
「仕事や生活に影響は出るのだろうか」
一見すると、
もう後戻りできない印象を受ける言葉です。
ここまで積み重ねてきた分、
「ここで何か起きたらどうしよう」
という不安も、正直よぎりました。
でも後から振り返ると、
この官報への不安は、
実態を知らないまま想像が先行していた部分が大きかった
と感じています。
次の記事では、
官報掲載について
・実際に何が起きたのか
・何も起きなかったこと
・不安と現実の差
を、体験ベースで正直に書いていきます。
実録・私の小規模個人再生手続の記録(東京地方裁判所)

※本記事は筆者個人の体験に基づいています。最終的な判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家へご相談ください。

