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個人再生体験談
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【Episode 24】なぜ債務整理について「相談すること」が一番の分かれ道だったのか

なぜ債務整理について「相談すること」が一番の分かれ道だったのか
subj.ty@gmail.com
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本記事は、筆者個人の体験談をもとにしたものであり、特定の手続きを推奨・保証するものではありません。

債務整理(個人再生・自己破産・任意整理など)の可否や結果は、収入状況、債務内容、資産、家族構成、裁判所の運用等により異なります。

正確な判断および具体的な手続きについては、弁護士・司法書士などの専門家へ必ず直接ご相談ください。

【要約】この記事でわかること

📝この記事の要点
借金問題の分かれ道は、制度選びではなく「相談するかどうか」でした。
この記事では、私の体験をもとに、
・個人再生とはどんな制度か
・相談すると何が起きるのか
・なぜ相談が転機になるのか
を具体的に整理します。

弁護士に相談する前の私の状況

まず、私が弁護士に相談する前の状況を整理します。

  • クレジットカード・カードローン残高:約9,165,845円
  • 借入先:クレジットカード会社・銀行ローンカード等【合計11社】
  • 職業:会社員
  • 家族構成:独身
  • 住宅:持ち家なし(車もなし)
  • 相談先:弁護士
  • 結論:月額約50,921円×36か月で完済(私の実際の弁済表をコチラからご確認いただけます)

※ この条件だからこの結果になった、という側面があります。同じ状況が他の人にも当てはまるとは限りません。

体験者(私)
体験者(私)

そもそも「個人再生」とは何か

まず、個人再生とはどんな制度なのか教えてください。

インタビュアー
インタビュアー

私が利用したのは「小規模個人再生」という制度です。
裁判所を通して、借金を大幅に減額し、原則3年で分割返済していく手続きです。

たとえば私の場合、
約900万円あった借金が、約200万円まで減額されました。

減額後の200万円を、原則3年間で返していく。
単純計算で、月およそ5〜6万円程度の返済です。

一見「そんなに減るの?」と思われるかもしれません。
でもこれは、法律で定められた最低弁済額(※負債額や資産状況によって決まる)に基づいて決まります。

ただし、借金総額が5,000万円以下であること、継続した収入があること、などの条件があります。

私がお世話になった弁護士の話では、「再生計画が認可されるかどうかについて裁判所が一番重視するのは、認可後にきちんと返済できるかどうか」だと聞きました。

体験者(私)
体験者(私)

⚠️注意点
制度の適用可否や減額幅は、収入・資産・負債状況によって異なります。最終判断は専門家と裁判所が行います。

相談前の私は「相談=後戻りできない」と思っていた

相談する前は、どんなイメージでしたか?

インタビュアー
インタビュアー

正直、怖かったです。

相談したら
・すぐ個人再生を勧められる
・破産しかないと言われる
・もう撤回できない

そんなイメージがありました。

一見、相談は“入口”に見えます。
でも当時の私にとっては、
人生の出口が決まってしまう行為のように感じていました。

体験者(私)
体験者(私)

実際の相談は「決断の場」ではなく「整理の場」だった

実際に相談してみてどうでしたか?

インタビュアー
インタビュアー

拍子抜けするほど、淡々としていました。

聞かれたのは、
・今の借金総額
・毎月の返済額
・収入
・家計の状況

そして、「このままだとどうなりそうか」という現実でした。

そのうえで、
・任意整理(将来利息をカットして分割する方法)
・個人再生(元本を減らす方法)
・自己破産(支払い義務を免除してもらう方法)
それぞれの特徴を説明してもらいました。

ネットの情報は断片的です。
でも、目の前の自分の数字に当てはめると、初めて現実が見えました。

体験者(私)
体験者(私)

✍️ポイント
相談は「今すぐ決める場」ではなく、
現実を数字で整理する場でした。

相談して初めて「返せる額」が見えた

弁護士に相談したことで、一番大きな変化は何でしたか?

インタビュアー
インタビュアー

「返せる金額」が、初めて具体的に見えたことです。

それまでは、毎月20万円以上を返しても、
元本はほとんど減っていませんでした。
リボ払いの利息が重くのしかかっていたからです。

一見、返済しているから前に進んでいるように見える。
でも実際は、横ばいか後退でした。

個人再生を選んだ場合、
月5〜6万円であれば、生活を崩さずに返せる。

この「現実的な数字」が見えたことが、私にとって大きな転機でした。

体験者(私)
体験者(私)

相談しなかった未来を想像すると

もし相談していなかったら?

インタビュアー
インタビュアー

おそらく、「なんとかなる」と思いながら、カードを使っては返す生活を続けていたと思います。

状況が急激に悪化する前に、
静かに消耗していたはずです。

法律を使うことは、敗北のように感じていました。
でも実際は、
現実を直視する行為でした。

体験者(私)
体験者(私)

相談しても「必ず個人再生になる」わけではない

相談=個人再生確定、ではないのですね?

インタビュアー
インタビュアー

はい。

相談したからといって、
必ず何かを選ばなければいけないわけではありません。

説明を聞いたうえで、
「今はまだ決めない」という選択も可能でした。

一見、相談は決断の場に見えます。
でも実際は、
選択肢を持つための準備でした。

体験者(私)
体験者(私)

この段階での結論

この記事の結論をお願いします。

インタビュアー
インタビュアー

借金問題の分かれ道は、制度そのものではなく、
「相談するかどうか」でした。

相談したからといって、
人生が急に好転したわけではありません。

ただ、
進む方向が見えた。

それだけで、
私は初めて「立て直せるかもしれない」と思えました。

そして結果として、
900万円の借金は200万円に減り、
今は無借金の生活を送っています。

だからこそ私は、
制度を勧めたいのではなく、
まず相談という選択肢を知ってほしいと思っています。

体験者(私)
体験者(私)

いま、相談するか迷っている方へ

📝行動のヒント
相談は、
人生を決める行為ではありません。
状況を一度、外に出す行為です。
決めるのは、そのあとで大丈夫でした。
もし迷っているなら、
「決めない相談」から始めてもいい
ということだけ、覚えておいてください。

次に書いていくことについて

次の記事では、
このシリーズを締めくくる前段として、
「個人再生の体験談を発信する意味」
について書いていきます。

なぜ体験を公開しようと思ったのか、
誰に向けて書いているのかを
整理する回になります。

実録・私の小規模個人再生手続の記録(東京地方裁判所)

【実録】私の個人再生の手続き

※本記事は筆者個人の体験に基づいています。最終的な判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家へご相談ください。

ABOUT ME
やまだ・ただし
やまだ・ただし
会社員
過去に多重債務の状態に陥り、悩み抜いた末に「個人再生」を選択しました。私自身、専門知識がない中で数多くの情報に振り回され、遠回りもしました。だからこそ「同じ立場の人が、少しでも早く整理された判断ができる」ことを目的に、専門家の立場ではなく、実際に制度を経験した当事者としての視点から、どんなことで悩んだのか、何が不安だったのか、何が想像と違ったのか、そして再出発までの過程を記録しています。
※当サイトの運営者は、法曹資格を持たない一般の会社員です。当サイトは、体験談を通じて判断材料を増やすこと(体験談・情報提供)を目的としています。制度の判断や手続きについては、必ず弁護士・司法書士などの専門家へ相談してください。
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