【Episode 25】個人再生の体験談をなぜ発信しようと思ったのか
【要約】この記事でわかること
📝この記事の要点
個人再生認可後、すべて弁済したことで、生活が少し落ち着いた頃、
「この体験を、誰かに伝えた方がいいのではないか」
と考えるようになりました。
この記事では、
なぜ体験談を発信しようと思ったのか、
その理由と迷いを正直に書いています。
弁護士に相談する前の私の状況
まず、私が弁護士に相談する前の状況を整理します。
- クレジットカード・カードローン残高:約9,165,845円
- 借入先:クレジットカード会社・銀行ローンカード等【合計11社】
- 職業:会社員
- 家族構成:独身
- 住宅:持ち家なし(車もなし)
- 相談先:弁護士
- 結論:月額約50,921円×36か月で完済(私の実際の弁済表をコチラからご確認いただけます)
※ この条件だからこの結果になった、という側面があります。同じ状況が他の人にも当てはまるとは限りません。

最初は、書くつもりはなかった
最初から、個人再生の体験談を発信しようと思っていたのですか?

いいえ。正直に言えば、誰にも知られたくありませんでした。
クレジットカードのリボ払いが膨らみ、
返してはまた使い、
気づけば借金は900万円に。
当時の私は会社員で、
収入はありました。
でも、毎月返しているのに元本がほとんど減らない。
一見、働いていれば何とかなるように見えます。
でも実際は、数字が減らない生活は、
静かに心を削っていきました。
そんな過去を、自分から語るつもりはありませんでした。

もしかして、あなたも今こんな状態ではありませんか
この記事は、どんな人に読んでほしいですか?

たとえば、
・年収はある程度あるのに、貯金がまったく増えない
・リボ払いの残高が常に数百万円ある
・ボーナスで減らしても、数か月で戻ってしまう
・「まだ破産するほどじゃない」と自分に言い聞かせている
そんな状態にいる人です。
私もそうでした。
一見、「まだ払えている」から大丈夫に見える。
でも本当は、ずっと不安を抱えている。
夜中にスマホで
「個人再生 デメリット」
「官報 会社にバレる」
と検索しては、閉じる。
でも、どこかで気になっている。
その“気になっている自分”を、
私はずっと否定していました。

情報はある。でも、気持ちの居場所がなかった
制度の情報は調べていましたか?

かなり調べました。
手続きの流れも、条件も、減額の仕組みも。
小規模個人再生をすれば、
私の場合は900万円が約200万円になる可能性があることも知りました。
数字としては、魅力的に見えます。
しかし、その数字を見ても、
すぐに動けたわけではありませんでした。
怖いまま相談していいのか。
ここまで来てしまった自分を認めていいのか。
その「気持ちの部分」を語っている文章が、
当時の私にはほとんど見当たりませんでした。
だからこそ、
体験談を書く意味があるのではないかと、
あとになって思ったのです。

✍️ポイント
正しい情報があっても、
心が追いつかないと人は動けません。
書くことで、やっと自分を認められた
発信してよかったと思いますか?

はい。
書いてみて初めて、
「あのとき、本当に追い込まれていたんだな」
と客観的に見られるようになりました。
一見、借金問題は数字の問題に見えます。
でも実際は、
自分を責め続ける心の問題でもありました。
言葉にすることで、
少しだけ整理できたのです。
特に、無借金生活を維持し、貯金も意識するようになったのは大きいです。
例えば、Amazonではペイディの後払い・分割払いができるのですが、できるだけ後払い・分割払いを利用しなくなりました。

最後に、読者へ伝えたいことは?
最後に、読者へ伝えたいことは?

もし今、
「まだ払えているから大丈夫」
「相談するほどじゃない」
そう思いながら、
どこかで不安を抱えているなら、その不安は無視しないほうがいいと思います。
判断を急がなくていい。
怖いままでも、専門家に相談だけしてみる。
相談したからといって、
必ず何かを選ばなければいけないわけではありません。
説明を聞いたうえで、
「今はまだ決めない」という選択も可能でした。
一見、相談は決断の場に見えます。
でも実際は、
選択肢を持つための準備でした。

この段階での結論
この記事の結論をお願いします。

体験談を読む意味は、今すぐ決断するためではありません。
「自分の状況を、正直に見つめていい」と思うための材料になること。
この文章が、あなたの背中を押すのではなく、
隣で静かに「債務に向き合うきっかけになった」と言う存在になれたら、それで十分です。

このブログを読んでいる方へ
📝行動のヒント
体験談は、
そのまま真似するためのものではありません。
「自分はどう感じるか」を考える
きっかけとして、使ってください。
判断が必要な場面では、
必ず専門家と一緒に整理することをおすすめします。
次に書いていくことについて
次の記事では、
このブログを通じて伝えたい
「個人再生体験談の読み方・受け取り方」
について整理します。
体験談をどう活かせば、
後悔の少ない判断につながるのかを
まとめる回になります。
実録・私の小規模個人再生手続の記録(東京地方裁判所)

※本記事は筆者個人の体験に基づいています。最終的な判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家へご相談ください。

