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個人再生体験談
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【Episode29】個人再生後クレジットカードはいつ作れる?ブラック期間の現実と対処法【体験談】

個人再生後クレジットカードはいつ作れる?5年~10年の現実と代替手段【体験談】
subj.ty@gmail.com
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本記事は、筆者個人の体験談をもとにしたものであり、特定の手続きを推奨・保証するものではありません。

債務整理(個人再生・自己破産・任意整理など)の可否や結果は、収入状況、債務内容、資産、家族構成、裁判所の運用等により異なります。

正確な判断および具体的な手続きについては、弁護士・司法書士などの専門家へ必ず直接ご相談ください。

【要約】この記事でわかること

📝この記事の要点
この記事では、個人再生後のクレジットカード事情について、実体験をもとに解説します。
・個人再生後、クレジットカードはいつ作れるのか
・ブラックリスト状態が何年続くのか
・クレジットカードがなくても生活できるのか
・デビットカードで代用できる支払い・できない支払い
・クレジットカードが必要になる意外な場面
・デポジット型クレジットカードという選択肢
・ライフカードとNexus Cardの違い
・信用情報を回復するための現実的な方法
・ブラック期間中の具体的な乗り切り方

個人再生後にクレジットカードが作れず不安な方は多いですが、実際には生活を維持するための現実的な方法はいくつも存在します。

弁護士に相談する前の私の状況

まず、私が弁護士に相談する前の状況を整理します。

  • クレジットカード・カードローン残高:約9,165,845円
  • 借入先:クレジットカード会社・銀行ローンカード等【合計11社】
  • 職業:会社員
  • 家族構成:独身
  • 住宅:持ち家なし(車もなし)
  • 相談先:弁護士
  • 結論:月額約50,921円×36か月で完済(私の実際の弁済表をコチラからご確認いただけます)

※ この条件だからこの結果になった、という側面があります。同じ状況が他の人にも当てはまるとは限りません。

体験者(私)
体験者(私)

認可後の安堵と、長すぎるブラック期間の絶望

本日は、小規模個人再生を経験されたブログ管理人さんにお話を伺います。個人再生の認可が下りて借金が大幅に減額されたとはいえ、その後の生活には様々な不安があったそうですね。とくにクレジットカードが使えない期間について教えていただけますか。

インタビュアー
インタビュアー

はい、よろしくお願いします。

小規模個人再生が認可され、毎月の返済額が現実的な数字になったときは、本当に肩の荷が下りてホッとしました。多重債務で精神的に追い詰められていたサラリーマン時代が終わった感覚でしたね。

しかし、次に襲ってくるのが「これからどうやって生活していこう」という不安なんです。

個人再生をすると、信用情報機関(=CICやJICCなどの個人のローンやクレジットの利用履歴を管理する機関)に事故情報が登録されます。この記録が消え、完全にクリアになるまでには、だいたい5年から10年はかかると言われています。

体験者(私)
体験者(私)

5年から10年ですか。キャッシュレス決済が当たり前の現代社会で、クレジットカードがない生活というのはかなり不便なのではないですか。

インタビュアー
インタビュアー

一見、長期間クレジットカードが持てない絶望的な期間に見えます。

でも、実は自分のお金の使い方を根本から立て直すための、大切なリハビリ期間なんです。

私は過去に、まるで魔法のカードのようにクレジットカードを使ってはリボ払いを繰り返して失敗しました。

だからこそ、強制的にカードが使えなくなるこの期間は、現金管理の感覚を取り戻すために必要だったと今は思えます。

体験者(私)
体験者(私)

📝補足
信用情報機関から事故情報が消えるタイミングは機関によって異なります。一般的には、再生計画に基づく返済がすべて完了(完済)してから約5年程度でCICやJICCの記録は消えますが、KSC(全国銀行個人信用情報センター)は官報公告から最長10年残るとされています。

デビットカード生活の限界と「固定費」の壁

 9割はデビットカードで代用可能。でも残りの1割が痛い

クレジットカードが使えない間、日々の支払いはどうされていたのですか?

インタビュアー
インタビュアー

基本的には、銀行口座と紐づいたデビットカードを使っていました。決済した瞬間に口座から引き落とされる仕組みなので、残高以上は絶対に使いすぎることがありません。

審査もないため、個人再生後でもすぐに作れました。日常のスーパーでの買い物や、Amazonでのネットショッピングなど、生活の9割はデビットカードで全く問題なく代用できたんです。

体験者(私)
体験者(私)

それなら、わざわざクレジットカードを持たなくても生活できそうですね。

インタビュアー
インタビュアー

私も最初はそう思っていました。ただ、思わぬところに落とし穴があったんです。

それが「毎月の継続的な支払い」でした。私の場合は、健康維持のために通っていたスポーツクラブの会費と、自宅の光回線の通信費です。

この2つだけは「デビットカード不可、クレジットカードのみ」と指定されてしまっていて、口座振替も受け付けてくれませんでした。

体験者(私)
体験者(私)

一部のサブスクリプションや継続課金サービスでは、今でもクレジットカード払いしか対応していないケースがありますよね。

インタビュアー
インタビュアー

そうなんです。生活必需品であるインターネット回線が契約できないのは本当に困りましたし、せっかく立ち直ろうとしているのにスポーツクラブも辞めなければいけないのかと落ち込みました。

とはいえ、ブラックリスト状態(=信用情報に事故情報が登録されている状態)では、一般的なクレジットカードの審査には100%通りません。

そこで必死に調べて辿り着いたのが「デポジット型クレジットカード」という選択肢でした。

体験者(私)
体験者(私)

⚠️注意点
デビットカードは便利な反面、ガソリンスタンド、高速道路の料金所、ホテルの一部事前決済、そして毎月の継続課金(プロバイダ料金やジムの会費など)では利用を制限されていることが多く、完全にクレジットカードの代わりになるわけではありません。

救世主「デポジット型クレジットカード」という選択肢

審査に通りやすいカラクリと、審査落ちの現実

デポジット型クレジットカードとは、どのような仕組みなのでしょうか?

インタビュアー
インタビュアー

簡単に言うと、事前に保証金(デポジット)をカード会社に預け入れ、その預けた金額の範囲内がそのままクレジットカードの利用限度額になるという仕組みです。

たとえば、5万円預ければ限度額5万円のクレジットカードとして、一般の店舗やネットで普通に使えます。

体験者(私)
体験者(私)

事前にお金を預けるなら、電子マネーやプリペイドカードと同じではないのですか?

インタビュアー
インタビュアー

一見、事前にお金を預けるならプリペイドカードと同じに見えます。

でも、実際は信用情報機関に毎月の利用履歴がしっかり記録される、正真正銘のクレジットカードなんです。

預けた保証金はあくまで「担保」であって、毎月の支払いは指定の銀行口座から後払いで引き落とされます。

体験者(私)
体験者(私)

なるほど。カード会社にとっては万が一の未払いがあっても保証金から回収できるから、過去に金融事故を起こした人でも審査に通りやすいのですね。

インタビュアー
インタビュアー

おっしゃる通りです。カード会社にとって貸し倒れのリスクが極めて低いため、ブラック期間中の私たちでも格段に審査に通過しやすいんです。

しかし、完全に「無審査」というわけではありません。

体験者(私)
体験者(私)

審査に落ちてしまうケースもあるのですか?

インタビュアー
インタビュアー

はい。反社会的勢力ではないかといった基本的な確認のほか、そのカード会社で現在進行形の未払いやトラブルを起こしている場合は、審査に落ちた事例もあるようです。

また、申し込み時の住所や勤務先に虚偽があった場合も当然弾かれます。「審査が甘い=誰でも絶対に通る」と油断せず、正しい情報を申告することが大切です。

体験者(私)
体験者(私)

✍️ポイント
デポジット型カードの利用履歴は信用情報機関に毎月「$(正常に入金されたというマーク)」として記録されます。これをコツコツ積み上げる「クレヒス修行」を行うことで、将来的に一般のクレジットカードの審査に通る確率を上げることができます。

「ライフカード」と「Nexus Card」、究極の二択

初期費用とランニングコストのリアルな比較

デポジット型クレジットカードを作ろうと決めた後、どのカードにするか迷いませんでしたか?

インタビュアー
インタビュアー

非常に迷いました。当時、デポジット型として有名だったのは「デポジット型ライフカード」と「Nexus Card(ネクサスカード)」の2つでした。

どちらも私たちのような事情を抱えた人に寛容ですが、保証金や年会費のシステムが大きく違ったんです。

体験者(私)
体験者(私)

まずライフカードのほうですが、スタンダードカードの場合の保証金が3万円or5万円or10万円でした。カードを受け取る際に、配達員の方に代金引換で「保証金+年会費5,500円」の合計金額を現金で支払わなければならない仕組みだったんです。

私にとっては、スポーツクラブの会費と光回線の費用を合わせて2万~3万あれば足りる状況でしたので、ライフカードで契約するなら、保証金3万円のスタンダードカードです。

一方でNexus Cardは、最低保証金が5万円から設定できました。発行にかかる初期費用も、発行手数料の1,100円と年会費の1,375円だけです。

審査通過後にカードが手元に届いてから、指定された口座に保証金5万円を振り込めば使えるようになるという流れです。

体験者(私)
体験者(私)

保証金が5万円で足りるなら、年会費がポイントになりますね。

インタビュアー
インタビュアー

生活に余裕がない再建期には、ランニングコストの安いNexus Cardの存在が非常にありがたかったので、Nexus Cardを選びました。

体験者(私)
体験者(私)

📝補足
どちらのカードを選ぶにせよ、預けたデポジット(保証金)は、カードを解約した後に未払い残高などがなければ、指定の口座に全額返金されます。掛け捨て費用ではないので安心してください。

最低限の保証金5万円で「クレヒス修行」を始める

誘惑を断ち切る「月2万円」の厳格なルール

Nexus Cardを発行できたことで、固定費の支払い問題は無事に解決したのですね。

インタビュアー
インタビュアー

はい、無事にクレジットカード情報の登録が完了し、肩の荷が下りました。

自分が社会の決済システムから完全に切り離されてしまったような孤独感があったのですが、自分名義のクレジットカードを持てたことで、少しだけ社会復帰できたような安心感を得られました。

体験者(私)
体験者(私)

カードを手に入れたことで、また使いすぎてしまうような不安はありませんでしたか?

インタビュアー
インタビュアー

それが一番怖かったですね。だからこそ、私はあえて保証金を最低の5万円にとどめました。

そして、スポーツクラブの会費と光回線の料金、合計で月約2万円の支払い以外には、極力このNexus Cardを使わないという厳しいルールを自分に課したんです。

体験者(私)
体験者(私)

日々の買い物は引き続きデビットカードや現金で済ませたということですね。

インタビュアー
インタビュアー

その通りです。財布の中にはNexus Cardは入れず、家の引き出しの奥に封印しておきました。

毎月確実に約2万円が請求され、それを給料日に確実に口座へ入れておく。

一見、すごく地味で窮屈な生活に見えます。でも、この「少額を確実に毎月支払う」という行為こそが、傷ついた信用情報にプラスの記録を刻み続けることになるんです。

クレヒス(=クレジットカードの利用履歴)を綺麗に積み上げることが、未来への一番の投資だと信じて続けました。

体験者(私)
体験者(私)

✍️ポイント
ブラック期間中であっても、クレジットカードを全く使わない状態(スーパーホワイト)でいるより、デポジット型カードを利用して「毎月遅れずに支払った」という履歴を残しておく方が、喪明け後(事故情報が消えた後)の一般カード審査において有利に働きます。

焦らなくていい。着実に進めば未来は開ける

恐怖ではなく「選択肢」を知ることで得られる安心

最後に、現在同じように個人再生を経験し、クレジットカードが持てずに悩んでいる方に向けて、メッセージをお願いします。

インタビュアー
インタビュアー

個人再生の手続きを終えた直後は、5年、あるいは10年というペナルティ期間が永遠のように長く感じられると思います。

「カードが作れなくて生活が成り立たないのでは」という恐怖に押しつぶされそうになる夜もあるでしょう。私もそうでした。

体験者(私)
体験者(私)

先が見えない不安は本当に辛いですよね。

インタビュアー
インタビュアー

しかし、今日お話ししたように、デビットカードがあれば生活の大部分は回ります。

そして、どうしてもクレジットカードが必要な場面には、デポジット型クレジットカードという「現実的で安全な選択肢」がしっかり用意されています。保証金5万円から始められるNexus Cardのような存在は、私たちにとって本当に心強い味方です。

体験者(私)
体験者(私)

選択肢を知るだけで、心の余裕が全く違ってきますね。

インタビュアー
インタビュアー

焦って審査の甘いと言われる怪しいカードに手当たり次第に申し込んだりする必要は全くありません。

まずは目の前の生活を落ち着かせ、最低限の保証金でデポジット型カードを作り、少額を確実に支払う習慣をつけること。

その地道な一歩一歩が、必ず5年後、10年後のあなたを助ける大きな信用へと繋がっていきます。だから、どうか安心してください。一緒に、焦らず少しずつ、信用回復への道を歩んでいきましょう。

体験者(私)
体験者(私)

本日は、ご自身の貴重な体験談をありがとうございました。読者の方々にとっても、大きな希望となるお話でした。

インタビュアー
インタビュアー

実録・私の小規模個人再生手続の記録(東京地方裁判所)

【実録】私の個人再生の手続き

※本記事は筆者個人の体験に基づいています。最終的な判断は、必ず弁護士・司法書士などの専門家へご相談ください。

ABOUT ME
やまだ・ただし
やまだ・ただし
会社員
過去に多重債務の状態に陥り、悩み抜いた末に「個人再生」を選択しました。私自身、専門知識がない中で数多くの情報に振り回され、遠回りもしました。だからこそ「同じ立場の人が、少しでも早く整理された判断ができる」ことを目的に、専門家の立場ではなく、実際に制度を経験した当事者としての視点から、どんなことで悩んだのか、何が不安だったのか、何が想像と違ったのか、そして再出発までの過程を記録しています。
※当サイトの運営者は、法曹資格を持たない一般の会社員です。当サイトは、体験談を通じて判断材料を増やすこと(体験談・情報提供)を目的としています。制度の判断や手続きについては、必ず弁護士・司法書士などの専門家へ相談してください。
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